素材について

 

ステンレス

サビやに強い特性を持つ、鉄が主成分の合金鋼がステンレス。
英語でのは表記はstainless steel。
「錆びない」という意味のstainless(ステンレス)の部分だけで表記されることが一般的です。
日本語にすると"錆びない鋼"という名称ではありますが、実際には錆びにくい鋼というのが正しく、海水や汗、血液、薬品などが付着するとサビや変色の原因となりますのでご注意ください。
とはいえ、もう一つの材種である真鍮にくらべると、扱いはずっとかんたんで、特に汚れたりしなければメンテンナンスフリーで金属の輝きなどの素材感を永くお楽しみいただけます。

 

真鍮

銅が主成分の合金が真鍮で、銅と同じく殺菌作用を持つことでも知られるようになりました。
ステンレスと比べると非常に変質しやすく、数時間で変色したり、放置すると緑青と言われるサビが発生したりしますが、そのぶん積極的に経年変化を楽しめる素材です。
柔らかい布などで拭いてやったり、汗の出ていない手で撫でてあげることで落ち着きのある色合いに変化していきます。